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志津しらい動物病院 > 診療案内 > 猫の診察 > 猫の診察
ネコちゃんに良く見られる
病気
若齢のねこちゃん
若齢から中年齢のねこちゃんには
主にウイルス感染性疾患や下部尿路疾患が認められます。
ウイルス性疾患に関しては、ノラ猫ちゃんを保護した場合には
ＦＩＶウイルスやFeLVウイルスの感染ににより引き起こされる症状により
来院されることがあります。
また、ＦＩＰ（ネココロナウイルス）感染によって腹水貯留や
消化器症状、削痩を伴って来院される場合があります。
また、下部尿路疾患では
尿路閉塞や膀胱炎が認められます。
膀胱炎では、トイレに頻繁に行ったり、
尿の色がオレンジ色や赤かったり、
陰部を一生懸命なめたりするしぐさが見られたり、
トイレ周辺で大きな声で鳴いたりする行為が認められるようになります。
似た症状は尿路閉塞でもみとめられますが、
大きな違いは尿が十分量排泄されているかどうかです。
膀胱炎に認められる頻尿の症状は少しずつですが
排尿しています。
それに対してほぼ排尿が無いのが尿路閉塞です。
尿路閉塞は特に避妊手術をした肥満のオス猫に多く認められます。
尿路閉塞は緊急疾患なので、疑った場合には
すぐに動物病院に掛かりましょう。
中年齢から高齢のねこちゃん
中年齢から高齢のねこちゃんには
多くの病気が起こりえますが、
その中でも目立つものとしては腎臓泌尿器疾患や
肝疾患、糖尿病、甲状腺疾患、消化器疾患
等が多く認められます。
これらの病気は症状が多様で、定期検診を
行った際に偶然発見される場合もあります。
また、嘔吐や下痢のような飼い主様が気付く症状を起こす場合もありますが、
少し食欲が減った
前から吐くことはあったが、最近多くなってきた。
少しやせた気がする
などの、気付きにくい症状も多く示します。
６歳を超えたころから、定期的に健康診断を受けることをお勧めします。
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