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暇な人のための・・・

2010年分の小話です。


この部屋から脱出する


暇な人はこちら。

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2011年分


2010年11月分

101115

お久しぶりです。もう寒くなってしまいましたね。

昔、アメリカ人の方が
「日本人は言葉の冒頭に季節の文句ばかり言う、
不満の多い人種だ。」

と言っていたのをこのページを返し読むと思いだします。


「不満を言っているんじゃなくて、相手が共感できることを
話して心をすり合わせていく日本人独特の心遣いだよ。」

と伝えておきましたが、まるでTV通販の外人のように
「なんだそりゃ」
みたいな顔をしていました。


さて、すり合わせていただいたところで
今日のお話を始めたいと思います。


ステロイド・セカンドシーズン」です。

まぁセカンド〜の部分は流行りです。


前に一度ステロイド剤について触れさせていただきましたが、
まだご理解がいただけない方のご来院が多いようなので、
ここで今一度お話をさせて頂きます。


どこのホームページや本にも
「その場合はステロイドを使うことも視野に入れ〜」
「仮に使う場合は大変注意しながら〜〜」

等ととてもやんわりと分かりづらく書かれています。


しっかりと理解していただけるように
簡単な強い言葉を使わせていただきます。



ステロイド剤を使わないことが良い先生だと思わないでください。


ステロイド剤に限らず、全ての薬には作用と副作用があります。
元気なら何も飲ませたくないです。
しかし、具合の悪い今の状況と、
副作用が出てしまうかもしれないけど治る薬を飲む。

どちらが良いのかをいつも比べて考えながら処方しています。


ステロイド剤には飲むのをやめればすぐに治まる
副作用と、なってしまうと治すのが大変な副作用があります。

前者には水をよく飲んでしまい、おしっこがたくさん出てしまうこと、
食欲が出てしまうことなどがあります。

後者はクッシング症候群と言い、皮膚や筋肉が薄くなり、
体の毛が抜けてくるといった症状が出ます。


前者の副作用は、通常の量で投与した場合、
ほとんどの子で現れます。

後者は誤った使い方をすると用量や個体にもよりますが
1〜2カ月で症状が出てきます。


一般に副作用、副作用と騒がれているものは後者であり、
当院では後者の副作用を出さないようにステロイド剤の
使用をすることができます。


多くの病気に対して、過剰な免疫反応を抑えるために
使用します。

ステロイド剤を使わなかったら治せない
病気は少なくはありません。



ステロイドの代わりのお薬はあります。

しかしその薬は、ステロイド剤の量を減らすために
使うのであって、初めからステロイド剤の代わりに
使うことが正しい使い方ではありません。



それでも診察室の中でこうおっしゃる方が少なくありません。



「それでもステロイド剤はいけないと聞きました。」



誰から聞いたんですか?

どんな時でもダメって言ってましたか?

経験を積んだ獣医さんでしたか?

そんなダメで危険な薬だったなら、製薬会社は作りませんし、
国だって認可しません。

必要だから存在しているのです。

お願いですからインターネットで誰が言ったかも
わからない情報で、ペットが治るのを遅らせないでください。


院内にも追加で掲示をさせて頂こうと思います。


ペットというのは非常に弱い存在です。

正しい知識で病院や食事を、飼い主の皆様が
選ばなくてはいけない時代が来ています。

健康だけではなく衣・食・住あらゆる面から
当院は皆様の健やかなペットライフをサポートさせていただきます。



これからも疑問に思うことは、スタッフの誰にでも
聞いてみてくださいね。

皆さんのために一生懸命勉強したスタッフが、
丁寧に答えさせていただきます。


2010年10月分
101004

この時期になると、行きたい行きたいと
毎年思うのですが、ついつい行けませんね。

ハロウィーンの東京ディズニーランドに。


季節の行事はどれも大好きな管理人ですが、
ハロウィーンは特に好きです。

色合いが綺麗だからでしょうかね。



フィラリアの予防等が終わってひとかたついているのもつかの間、
これからの時期はハロウィーン・クリスマス・お正月と

模様替えが忙しい時期になります。


ホームページのホームにも書かせていただきましたが、

11月〜12月にかけてはご来院された方に
2011年のカレンダーを無料配布させていただく予定です。

さらに、今年も12月15日(仮)から1月15日(仮)くらいまで
年末年始・無料健康チェックキャンペーンを行う予定ですので

少し具合の悪い子も、まだまだ元気いっぱいな子も

楽しんで来院できる病院として今年の下半期も

腕によりをかけて季節感を出して
皆様をおもてなしさせて頂きたいと思います。



ぜひご来院くださいね。
スタッフ一同、お待ちしております。


あ・・・タイトルは「ハッピーハロウィーン♪」がいいですね♪


犬

2010年8月分
100830


暦の上では秋ですが…

という言葉が嘘のような残暑が続いております。

前にも書いたかもしれませんが、
管理人は夏生まれの夏っ子です。


割と暑さには強いのですが、
いかんせん心配なのがこの暑さの反動で
今年の冬が思い切り寒くならないかどうかということです。


さて、それでも秋です。
昼よりも夜の虫の声が目立ってきております。


職業的に言いますと、動物病院というのは
秋が一番患者さんの少ない時期なんです。

秋は病気にかかる動物が少ない…

訳ではなく、一般的な病気の予防シーズンは大方すぎ、
猛暑もおさまり皮膚病や肺の病気、熱中症なども
気温と共にあらかた落ち着いてくる季節なのです。




今回のテーマは少し時期遅れですが
しっとりと「お盆」といたしましょう。


医療従事者というのは、涙もろいと大変です。

来院したすべての動物に対して、
命を懸けて治療をしています。


それでも命を救えないこともあります。

自然に抗うことはできません。

永遠に生きている犬にはまだあったことがありません。


たとえばそんな悲しいことが起きたとしても、
その横には今まさに救わないといけない動物が
沢山並んでいる訳です。


治療は常に前を向かなくてはなりません。
悲しみにひたひたと浸っていると次の判断や手元が狂います。


でも、一年の間でお盆の時期だけはしっとりと
この一年を振り返ったりします。

もうペットは亡くなってしまっているのに、
お盆だからと顔を出してくれる飼い主様もいらっしゃいました。



「そんな事をすると、化けて出るよ!」

罰当たりなことをするとよく言われるものですが、

まだ生きているこちら側としては、
化けてだろうがなんだろうが会えるなら、会いたいと
思ってしまうときもあります。


罰当たりなことをしなくても
なんとなくその存在を感じることができる行事があって
良い風習だなと思いながら今年もお盆のお休みをいただきました。


いつもはこれから来院する方のためにここを書いています。

たまにはもう来院することがなくなってしまった人への
言葉があってもいいかなと思います。


皆さんに最後まで信頼していただき、当院のスタッフは
本当に幸せでした。


今日来院される飼い主様にも
明日来院される飼い主様にも
同じように信頼していただけるように、スタッフと共に前を向き続けます。


また何かございましたら、
いつでも来院してきてくださいね。

スタッフ一同、お待ちしております。



2010年8月分
100803


日がさんさんと降り注ぎ、良く洗濯物が乾く
気持ちのいい季節になりました。

クーラーを付けて眠ると体がだるいので、
汗をじっとりとかいて寝るのが好きです。

ご無沙汰しております、管理人です。


え〜セオリー通りに行くなら、

「熱中症にご用心!」
みたいな話をするのがいいのかなと思います。


が、そこはあまのじゃくな私、

今日のテーマは少し変化を効かせて
脱水

とさせていただきます。


私が学生のころまでは

「運動中は水を飲むとばてるから飲むな!」
というのが当たり前でした。

いや、私は隠れて飲んでいましたけどね。
顔を洗いながら。

今では脱水するとパフォーマンスが低下し、
健康も害するということが分かりこまめな
水分補給が推奨されるようになってきました。


さて、「体重の60%は水分」

という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。



これを聞いた体脂肪率40%の私の友人が

「じゃあ私は60%の水と40%の脂肪で出来てるんだ・・・」
と落ち込んでいました。



が、もちろん実際はそうではありません。


例えば、体重が60kgで体脂肪率20%の人の場合

体脂肪の重さは60×0.2=12kg

つまり、脂肪以外の体重が48kg

そのうちの水分は48×0.6=28.8kg

となります。

この、からだの中で大部分を占める水分を標的に
たまにダイエットサプリメントとして利尿剤
(おしっこがよく出るようになる薬)が売られていることがありますが、
一時的に減少した後、水分補給により元に戻ってしまうので
あまり意味はありません。


話はそれますが、管理人はダイエットを成功させているので
ダイエットについては詳しいです。

そのうち医学知識を交えた正しい食生活を
ご紹介させていただきたいと思います。



さて、本題に戻ります。

動物が、海から陸へあがるときには
水分をどうやって体内に保つかが生き残りへのカギでした。

水分が十分にないと、体内の何もかもがうまく働くことができません。


脱水は、熱くなった体温を下げるために夏に
また、乾燥した空気により冬にも起きることがあります。

初期には自覚症状はありませんが
人は脱水が進むにつれ頭痛や吐き気、めまいが起きてきたりします。


だるくなる前にこまめに水分補給をしましょう。


また、一般的な諸注意となりますが

ワンちゃんは人よりも地面に近い位置を歩いているため、
地面からの輻射熱をより強く受けます。


お散歩は早朝・夕がたのするように心がけ、
余り長時間になるようでしたら、公園などで給水をしてあげてください。

また、おうちにお留守番させているときは、十分な水分と、
出来れば風通しの良い場所にいられるようにしてお出かけしてください。




「熱中症」は名前によらず、命に届いてしまう病気です。
しかも、給水しておくだけで多くは予防できる病気でもあります。


すでに何頭か熱中症により入院しているわんちゃんもいます。

皆さんもぜひ気を付けてこの夏をお過ごしください。


最後に、宣伝ですが、

動物病院のお知らせ

病院内をいくつかのブースに分けて
まぁ学校の文化祭のように各ブースで
教室やクイズをしたり、

あと、フードやシャンプーの会社の方も来てくださって
わかりやすいセミナーも開いてくれるそうです。


そしてなんと、


私もいます。

え?だからなんだって?


普段診察中には聞けないようなことにも
お答えさせていただきます。

前にもお話ししましたが、
当院のスタッフはおしゃべりが大好きです。


病院に通う必要がない元気なワンちゃん、ねこちゃんも

そして通院中の子も

来れる。


そんな日になればいいなと、スタッフ全員で
どんなことをしようかと相談中です。


ぜひ遊びに来てくださいね♪


書かなくてもわかると思いますが、

スタッフ全員、楽しみにお待ちしております。




2010年6月分
100629

梅雨ですね。

湿気が多いのは嫌なんですけれども、
雨が降らないと、また夏に水不足、水不足とせわしいですからね。


草むらに行くと、気づかないうちに虫に刺されるような気温になりました。
フィラリア予防・狂犬病予防と動物病院がもっとも
混み合う時期も終わりが近づいてきましたね。


今年、新しく入ったスタッフにも若干疲れの色が見られる…
かと思いきや、元気ハツラツでした。

何よりです。


さて、お待ちかね。今日の小話です。
テーマは「句読点」といたしましょう。



管理人、たまに人から「文章書くのが上手だね」
って言ってもらえます。

嬉しいです。


その文章に欠かせない句読点。

なんであると思いますか?

何のためだと思いますか?

少し行間を空けるので皆さんも考えて答えをつぶやいてみてください。











「文章を読みやすくするため」



と答えたあなた。

42点です。

良くは無いけど赤点ではないくらいです。


説明していきます。

そもそも句読点は文章を書くときに作られたものだと考えている人が
多いと思いますが、

句読点とは作られたのではなく「発見」されたのです。


人や動物は声によりコミュニケーションをとります。

次いで、人類は何かに文字を使って意思を他の人に伝え始めます。


句読点はその昔、文字を書き始めた頃の人により発見されました。

句読点は会話の中から「発見」されたのです。


先ほどの
「文章を読みやすくするため」
という答えだと、文字にしたときにしか使わない
ということになります。


そんなことはありません。


今から誰かと話をするときに意識してみてください。

会話の中に句読点はあふれています。


さて、

少し頭が疲れたところで先ほどの答えを出しましょう。



句読点とは
「個性を創造する時間」です。


わけがわからない。

と思った人も多いと思います。


人は句読点で一瞬会話が止まっているときに
会話の先を考えて、修正して、想像して
そして口から言葉として発します。


その連続で会話は成り立っています。

「あ、少し嫌な顔してるから話題変えよう…」とか

「この話に興味を持ってくれているから、あの話もしてみようかな」とか

「あの話をしたいんだけど、どうやって話し始めようかな」


みんな会話をしながら考えています。


言葉は道具です。

誰が使っても道具は道具。

しかし、そこに個性を加えていくのが句読点の役割です。

一瞬止まったその時間で、何を考えて、今後の方向性を決定する。
その一瞬が個性を創造する時間です。



さて、実は句読点、
会話の中にとどまらず診療中にも存在します。


いつでしょうか?
どのタイミングでしょうか?



「うちに帰って家族のものと相談してきます。」



このタイミングです。


このタイミングは大切です。
この時間がペットの一生に大きくかかわってきます。

初めての入院の前

大きな検査や手術の前


最近、子犬や子猫を飼い始めた方にはまだ縁の無い話ですが、
時間は平等に過ぎていきます。


「個性」というからには、正解は存在しない
ということを意味します。

もちろん治療ならば、獣医師として動物病院として
お勧めする治療はあります。

しかしですね、その時間にどういう選択をしたとしても、
家族の方たちが一生懸命考えて出した答えを
当院のスタッフは命を懸けてサポートします。


「命を懸ける」は言いすぎでしょ…
と思う方もいらっしゃると思いますが、間違いなく懸けています。



「可能性があるのなら手術をしてほしい」

「この病院でできる最善を尽くしてほしい」

「この子を楽にしてあげてほしい」

「治せる大学病院があるなら教えてほしい」

「もう入院させたくないから介護の仕方を教えてほしい」

「この子を可愛がっていた娘が帰ってくるまで命を延ばしてほしい」



留まることの無い時間の中で、治療の合間に
飼い主の皆様が出した答えを、当院では一番大切にいたします。


そこがその飼い主様とペットとの大切な個性です。

時々
「こんな事を言ったら怒られるかもしれないけど・・・」
と話を切り出す飼い主様がいらっしゃいます。

あり得ません。

どんなことだって、相談してきてくださいね。




2010年6月分
100622

ごめんなさいね。

本当は話したいことがたくさんたくさんあるのに

なかなか更新できなくて。


以前お話しした口蹄疫、猛威をふるっていますね。

現場では食べるためでもないのに家畜たちを
安楽死させなくてはならない獣医師の心のケアも問題となっております。


さて、暗い話題もさておき行ってみましょう

今日のタイトルは
この製品には遺伝子組み換えの〜」です。


ははは

「何話すつもりだ、管理人?」とか思ってるでしょ。


このセリフが食品に書かれるようになったのは
いったい何年前からなんでしょうか。


私の記憶では中学生くらいの時からだった気がします。
正確ではないし適当ですがね。


で、物議をかもして今や多くの商品には書いてありますよね。



「遺伝子組み換え」という単語が「体に悪そう」というイメージに
つながったからじゃないでしょうかね。

遺伝子組み換えのトウモロコシを食べて育った
牛や豚のお肉を食べておいて、いまさらという感じですがね。



なんで問題が起こったのか。


「この商品には遺伝子組み換えの〜」と一つの商品が
書いてしまったら、まるで書いていない商品はすべて
遺伝子組み換えのものを使用しているような書き方です。

こうなったら大変です。

みんな足並みをそろえて書かないといけないわけですから。

でもね、世の中常識っていうものがあるんですよ。


それがなかったらこんな表示も必要になってしまいますよ。

「この魚は腐ってません」

当たり前だ。

「このアイスは冷えています。」

うん、よろしく頼むよ。


で、そんな中に動物病院でのあたりまえってあるの?

って思う人もいると思います。

あります。

どんな理念を持って診察をしていてもいいんですが、

一つ条件とします。




「定期的にしっかりと勉強をして、知識を新たにし続けていくこと。」
です。

獣医師はこれは義務です。

看護師さんにだって必要なことです。



で、何が言いたいかですよ。

さも「頑張って勉強しました」なんてことは
当たり前なのでわざわざ言うのも恥ずかしいんですが、

私ではなくてスタッフが頑張っていたことなので

ここで報告させて頂こうと思います。


ペットフード会社のロイヤルカナンさん主催の
フードの勉強会を当院で開いていただき、

飼い主の皆様により分かりやすい食事に関する説明が
出来ますように、毎回試験付きの講義を全8?回(位だったと思います…)を
スタッフ全員が受けさせて頂きました。

動物病院講義
試験風景。結構難しかったみたいです。


その内容たるや獣医さん顔負けの詳しさ。

「負けちゃだめでしょ…」とか言わないでください。
本当に詳しいんですもの。

受け終わった全員に終了証と名札までくれました。

終了証
私も受ければよかった…と思うほど立派な証書が。


このほかにもシャンプーについてや、歯磨きグッズについてなども
製薬会社さんの方からとても詳しい説明をスタッフ全員が
受けさせて頂いております。


当院のはみがき教室やごはん教室はそのような
薬屋さんやフード屋さんの助けを借りて成り立っています



ですから内容も正確で詳しく、飼い主の皆様に役立つ情報を
わかりやすく担当の看護師がお伝えすることができます。


当院のスタッフはとってもおしゃべりです。

今までは飼い主様にまた会いたいな
また来てほしいなと思っても


会えるということは、ペットの具合が悪いから
通院するということでした。



でも、ごはん教室やはみがき教室が開かれてからは違います。


「元気でも来てね!」
「病気をしないために必要なことを聞きに来てね!」

そんな気持ちが込められていると、感じて頂けると嬉しいです。

スタッフ全員が頑張っていることなので、
飼い主様には教室を無料にて開かせていただいております。


無料診察券やフードサンプルなど
おみやげもたくさんご用意させていただいてます。

どうでしょう、日程が合えば
休日にでも当院に遊びに来られては?


スタッフ一同、お待ちしております。


教室ごあんない

2010年5月分
100526

なんか…。


目がかゆいし

鼻水か出てくる…。


スギやヒノキの時期に花粉症の皆さんをみて
からかったのがたたったのでしょうか…。


調べてみたら、「イネアレルギー」


ちっくしょー。

目がかゆい。


さっさと米になっちまえ!


さて、口蹄疫が猛威をふるっていますね。

早くおさまってほしいです。


そんな中ですが、今回のテーマは
良いペットとの出合いかた


です。


句読点を使っていませんので、「良いペット」との出合いかた
という意味と

良い「ペットとの出合いかた」の二つの意味を込めています。


世の中、「本職に言わせてみれば・・・」というものは
多々あると思います。


漁師さんから言わせてみればどんな高級デパートの魚だっていまいちかもしれないし、

美容師さんに言わせてみればあなたの使っている高級オーガニックシャンプー
はあなたの髪質にはあっていないかもしれない。

大工さんに本音を聞いてみたら
「言われたから作ったけど、俺の親はこんな家には住まわせたくない」
というかもしれない。



聞かないと答えないだけで、
獣医さんにもやっぱりあります。


ここは公共の場所なので、あまり思いきったことは言えませんが、
良い出会いから良い関係作りまでを簡単にご紹介したいと思います。



まず、ペット屋さんに行ったら元気な子がいいですよね。
ペットが大きくなるとあまり売れなくなるため、
ゆでた野菜などをあげて成長を遅らせているペット屋さんがあります。

また、新しく飼いたいという人も、なるべく小さい子のほうが
なついてくれる気がして、小さい子を選びがちです。


間違いとは言いませんが、よくはありません。


一定期間、母親のもとで一緒に生活し、
必要な時期にしっかりと栄養をもらっているということは、

その子が残りの一生を丈夫に元気に過ごすのに
とっても大切なことです。


よくあるのは「安かったから買ったんだけど、なんか元気ないです」
と子犬を連れてこられる飼い主さんです。


多くは栄養失調で衰弱し、奇形があることもあります。

そうした場合、安かったペットの値段以上に医療費もかかってしまいますし、
何よりそうしたペットを買ってしまうことが、
次にまたそういうペットを作って売る市場を作ってしまう原因にもなります。


しっかりと育った、頑健な子を飼って、
一生を連れ添ってあげてください。


また「出合いかた」ですが、こちらは飼った後の関係作りです。


たまに
「この子は私たちにも抑えられないほどわがままで…先生なんとかしてください。」

と言われる飼い主様がいらっしゃいます。

獣医や看護師さんも動物の扱いには慣れています。

しかし獣医は獣医であって、猛獣使いではないのです。


飼い主様に抑えられないほどわがままにしてはダメです。

なぜダメかって?


そういう子の多くはあまり幸せではない最後を迎えるからです。



「獣医師なんだから、どんな動物でもきちんと診てよ!」

えぇ、診ますとも。どんなに怒っていたって、具合が悪ければ
ちゃんと検査もしますし治療もします。



しかしですね。

注射するたびに、聴診するたびに、体温を測るたびに
本気で吠えて暴れまくる。

それを無理に抑えて行っても本人に負担がかかるし

薬でおとなしくさせても、具合の悪い体には負担がかかる。



弱っていくのに、何かすると暴れまわって治療をさせない。


ただ黙って遠くから見守るしかできなくなってしまいます。

何もできないことは、結構つらいです。

出来ることがあるのにできないのはなおさらです。


「おっとりした子だったなら、もっと長生きできたのに」

そういう子は少なくないのです。


そうなってからでは遅いので、小さいときから

ダメなことはきちっと伝えて、
遊ぶ時は遊んで、

楽しい一生を生きてほしいです。


私たちだって痛いことはしたくありません。


注射はなるべく痛みを感じないところに打っていますし、

お薬だってなるべく苦くないものを選んで処方しています。


小さいときからちょこちょこ病院に通っている子は

自分から診察台の上にぴょこっと乗ってくれるので

治療もすぐすみますし、
ちゃんとお薬も飲めるので治りも早いです。


ぜひこんな子になることを目指して、
これから新しくペットを飼う方の参考にしていただければと思います。


困ったことやわからないことは
スタッフまでどうぞ〜。

聞かれないと言えないことも、ありますからね〜





2010年5月分
100511

これですよ。


この暖かさですよ。
私が待っていたのは。

ゴールデンウィークも大方暖かくて良かったですね。


さて、病院にきた方はご存じだと思いますが、

ホスピタルチャンネルを待合室にご用意させていただきましたので、
この込み合う時期ですが、出来るだけ楽しんでお待ちいただけたらと思います。


ちなみにホスピタルチャンネルなんて格好のいい言葉ですが、
要は病院専用のテレビチャンネルみたいなものです。

よく人間の病院にもありますよね。


さて、この狂犬病・フィラリア一色のこの時期ですが、

あえて時事について小話を披露させて頂きたいと思います。



テーマは「口蹄疫

宮崎の知事さんが頑張って訴えていますね。


「なんか知らないけど大変そうだね。」

それが普通の感想だと思います。

それではみなさんにご紹介いたしましょう。



そもそも、人が牛や豚を飼ういわゆる畜産が始まった当初

実はまだ獣医師というものは存在していませんでした。

病気になったら隔離して、適当に埋めておけばいいよ。
そのほかの家畜は大丈夫だし。


みたいな感じで、最初はかなり適当に畜産は行われていました。


ところがある日、そんな処置では間に合わない事態が起こります。



口蹄疫の大発生です。


どんな病気なのか?


牛や豚など蹄のある動物に感染します。

文字通り病変が口と足(蹄)に出てきます。
しかし狂犬病などと違って、かかっても死ぬことはほとんどありません。



「じゃあ別に大騒ぎしなくてもいいんじゃない?」


はい。私も文献を読んでいる時にはそう思っていました。


口蹄疫で恐ろしいものは、毒力ではなくその感染力です。


別名
Wind Born Disease(風が産む病気)
ともいわれるほど感染した理由がわからないくらい、遠くまで広がるんです。


どういうことか伝わりにくいと思いますので、
例を出させていただきたいと思います。


例えば、学校のあるクラスでインフルエンザの生徒が一人
教室の中にいたとします。


その生徒の吐く息からはウイルスが空気中へと舞い
教室内にいる生徒はいつ感染してもおかしくない状態にあります。


しかし、インフルエンザウイルスは日光等により弱まり、それ以上広まることは
まずありません。


では、人には感染しませんが、口蹄疫の場合ならどうなるでしょうか?
※感染力の強さを表すための例です※

ある生徒が口蹄疫にかかり学校を休んでいる。(※人には感染しません


学校までは二駅ほど離れている。


少し部屋の空気を入れ替えようと窓を開ける。

その風に乗ってウイルスが舞い、通っている学校の校庭で遊んでいる生徒に

口蹄疫が発症する。



このくらいの可能性が口蹄疫にはあるのです。


この病気を何とか納めるために、イギリスで世界初となる
獣医の大学ができたのです。


今回のニュースを見ていても歴史が垣間見えます。


「分離したウイルス情報をイギリスの専門機関に送ったところ…」
「香港で流行している型と近い型が…」


やはり発祥の地、イギリスで管理されているものなんですね。



感染すると、死にはしないが次々に広がり、牛乳や肉など様々な
商品の生産に支障をきたします。

また、狂犬病と同じく、感染している動物を見つけた場合
治療することが禁止されています。


2000年に日本では豚で口蹄疫が発生しました。

この時も様々な流通を止め、感染の拡大を治める活動が
行われました。


その結果、2000年には口蹄疫は一部の豚での発症にとどまり、
牛に感染することなく終息しました。


日本の防疫が世界から一目置かれた出来事でもあります。


マスコミや世論がどうお考えかは知りませんが、
日本人と言うのは非常に集中力が強く、知的に優れた民族だと
私は思っています。


今回も現場で頑張っている獣医師初め多くのスタッフの方に
「頑張ってください。」

と、TV画面越しにですがエールを送らせていただきたいと思います。


皆さんもどうぞ、「かなりヤバいんだな」と思って
見守ってあげてください。


最後におさらいです。

Q:口蹄疫ってどのくらいヤバいの?

A:獣医師という職業は、当初口蹄疫のために作られました。



2010年4月分
100428

日差しが待ち遠しいですよね。

忙しくて干せなかった日もはさみますが
布団も蒸れ気味です。


汚いとか言わないでください。
きれい好きにはそう感じられる程度

みたいな雰囲気です。


昨日ホームページ上で

「年間150億!『50年間発病ゼロ』狂犬病行政の実態は獣医師の利権確保?」

という見出しの記事を見つけました。


いくつかワードを絞って検索すればまだ見つかると思いますから
ぜひ皆様も探してみてください。

貿易が発達した現代でこの広まりやすい病気を
良く50年間発病ゼロに抑えたねと

いつも頑張って検疫をしている人たちに伝えてあげたいです。

最後に「?」なんてつけても駄目ですよね。
こういう扇動的な見出しは勘弁してほしいです。


え〜寒いですけれども
また季節は巡ってきてしまいました。

そうですね。

フィラリアです。


何かとこの時期は狂犬病予防・フィラリア症予防と、


わんちゃんにお金をかける時期ですので、
ブームに乗って仕分け対象に入ってしまったのでしょうか。


では今回は前回の狂犬病ほどではないのですが
やらないとダメ?・・・フィラリア予防編

とさせていただきます。


「やらないとダメ?」

ということですが、まず率直に

やらなくてもいいです。

倫理観を抜きますと、法的には義務ではないですから。


ですから、診察中に起こるいくつかの
疑問について簡潔にお答えしようと思います。


Q、みんなが予防してるなら、私の犬は大丈夫なんじゃない?

A、そんなことはありません。フィラリアは野生のタヌキなどに
根強く感染しているため、飼い犬が全頭予防したとしても、
フィラリアを持つ蚊は出現します。
タヌキにも感染します。実はイヌ科ですからね。

交通事故で死亡したタヌキなどを剖検いたしますと
今のところ100%、心臓からフィラリアが出てきています。



Q、なんか病院によって予防する期間が違くない?

A、フィラリアは学問的に、18℃以上にならないと蚊によって
伝搬しないとされています。
気象条件も加味いたしまして、全国各地で予防しないと
いけない期間がおおよそ定まっています。

千葉周辺(実際は関東よりもさらに広く、多くの本州は)
6月〜11月に予防が推奨さてています。


Q、去年もちゃんと予防したから、今年は血液検査しなくていいです。

A、ん、お気持ちよくわかります。私も自分の犬だったら
やらないかもしれません。

フィラリア予防薬と言うのは実は間違いです。

正確には「フィラリア症」予防薬です。

ただの予防薬ならば、獣医師が処方しなくても大量に市販されるはずです。

現に不完全なものではありますが、ノミとり薬などは出回っています。


フィラリアは「駆虫薬」です。

感染したフィラリアの子虫を殺します。

子虫を6カ月間、感染するたびに殺します。

6カ月間子虫を殺し続けることにより結果として

感染が「フィラリア症」になることを「予防しています。」


で、話を戻しますが、処方する以上は既定の処置が必要となってしまいます。

もしもの事があるからやるわけです。

その「もしも」の可能性を簡単に捨ててしまうなら

「もしも」フィラリア症にかかったらという可能性も
捨ててしまえばいいんです。

予防しようと思って病院に来てくださったんですから、
半端にはできません。

回答をを途中にして次の質問にも合わせて
答えさせていただきます。


Q、え?感染してたって、その薬で殺しちゃえばいいじゃん。

A、なかなか核心を突く意見です。

実は、感染した子虫はやく1年かけて大きく成長します。

そして子供を大量に産みます。

子供はミクロフィラリアという名前です。
血液検査では、ミクロフィラリアがいるかどうかを調べています。
いるのに投薬すると血管がつまるんですよ。

このミクロフィラリアの死体で。

この状態をスパトニンショックと言います。

血管が詰まりますから、状態的には
飛行機のエコノミー症候群に近いのかもしれません

飲ませた途端に多臓器不全になっても責めないで頂けますか?

無理でしょう?

検査させてください。

加えて心臓にいる成虫にはあまり効果はありません。

成虫を殺すためには、ヒ素など強力な薬剤が必要となります。

さて、最後の質問です。


Qうちは家がマンションで、20階に住んでいます。
小型犬なので、散歩にもいかず部屋からも出しません。
さすがに予防は必要無いですよね?


A、感染する確率は他の犬と比べると低くはなりますが、
人の流れとともにマンションの高層階のわんちゃんにも
感染したことが当院でもございます。

この辺で高層と言うとユーカリのあの辺にお住まいの方だったのですが。


それ以降、当院ではこういう方にも予防をした方がよいと
勧めさせていただいております。




さて、かけ足となりましたが、いかがでしたでしょうか?


少しは皆様の疑問が解決できたらと思います。

また、近いうちに病院の待合室に

鬼太郎の妖怪ポストよろしく
管理人直通のポストを作り

皆様からの、あげてほしい話題や疑問にも
答えさせていただこうと思います。

それでは、失礼致します。




2010年4月分
100413

え〜温かくなったり寒くなったりですね。

皆さんも風邪をひかないようにどうぞお気をつけください。
新年度が始まって、張り切り過ぎて
体調崩したりとかもしないようにしたいですね。


さて、以前テーマで取り上げましたが、
今まさに狂犬病ワクチンの接種シーズンですね。
(※病院なら1年中接種できます。)

病院が普段よりも込み合うシーズンが
来てしまいます。

毎度行き当たりばったりですが、今回のテーマは「待ち時間
とさせていただきます。


去年、飼い主様に対して当院に対するアンケートを
行わせていただきました。

一部は「飼い主様の声」にて公開させていただいています。



「あ〜こういうのって、良く書いてあるのしか載せてないでしょ?」


と、思ってしまう方もいらっしゃったと思いますが、
皆さん本当に当院のことをよく書いてくださったんですよ。


ただ、そんな中で保留になり続けているリクエストが
3つ…あります。



1、待合室が狭い。

2、駐車場が少ない。

3、待ち時間が長い。



……スタッフ内でも白熱した解決に対する議論がなされました。

駐車場でも待てるように
ハンディアラームを導入するだとか

予約システムを導入するとか。

そうして一つの回答が導き出されました。



「待っているのも楽しい病院にしよう!」


ということで、待合室にはスタッフが吟味した本やら
手書きのパンフレット
療法食や薬用シャンプーの紹介
ペットのの写真のスライドショーなど



1回2回のご来院では見きれないほど
ご用意させていただいております。



そこに加えてこの度、春の陽気に手伝っていただき
新たにご提案させていただきたいのが


「駐車場ブラッシングスペース」です。


もう少し暖かくなったら設置させていただきますが、

待っている間に生え換わりの時期の毛を
ブラッシングでお手入れしていきませんか?


また、遠方からご来院の方にご提案したいのが
「近くの公園紹介」です。


飼い主様もペットも、診察前でもご帰宅前でも
良い息抜きになると思います。


詳細は待合室にて近日貼りだしますので、ぜひご覧になって
ご利用していってくださいね。



駐車場に関しては、もう少し考えさせてください〜。



2010年3月分
100326

え〜しまったばかりのコートを
もう一回出して着てしまいました。

寒いですね。季節外れなんでしょうか、
毎年花粉症が始まったらもう春の陽気と言った
気分だったのですが。


更新のたびに何か小話をすることにしているんですが、
今回はスパンも短いし軽めの話をしますね。


高圧洗浄機」です。
水を高圧で飛ばして壁とかをきれいにするアレです。


先日病院の外観を掃除するために、

ジョイフル本田印西牧の原店で、高圧洗浄機を病院で購入しました。


いや〜夢だったんですよね〜。
読んでる人の中にもあこがれてた人とか、
すでに購入している方も多いんじゃないでしょうか。

男は基本的にああいうのが好きですからね。


TVショッピングで外人が小粋に洗車しているのを
羨望のまなざしで見ていました。


病院方面では駐車場や玄関やらを洗浄しました。



一か所だけやってもあまり分からないのですが、
全体的に終わった後はなんだか輝いていたようにも見えます。


仕事というよりは、小学生のころに、花に水をやるホースで
遊んでいたのを思い出して、とても楽しかったです。

むしろあの機械を使いたかっただけかもしれません。


遊んでキレイになった。

一石二鳥。

今年の夏が今から楽しみです。




2010年3月分
100323

はい、私は花粉症ではないので、
この暖かくなる時期を待っていました。


友人は鼻声ですが私は元気です。


前回の狂犬病についてはいかがでしたでしょうか?

「なんだか知らないけど…」と思っていた人が、

「しょうがないなぁ。」くらいに思ってくれたら
力説した管理人としてもとてもうれしいです。

さて、今回は少し手前味噌な話になってしまいますが、タイトルを
認定病院」にさせていただきたいと思います。

このたびJAHA(日本動物病院福祉協会)の認定病院として
認めていただきました。

認定基準は簡単に言いますと、

一定の水準以上の診療設備があり
一定の水準以上の獣医療行為を行えることができ
社会に貢献する活動を行っていて
協会の指針に沿った動物病院であるということです。

気になった人は「JAHA」で調べると、
きれいなホームページに飛びますので
ご覧になってみてください。


JAHA認定病院


当院が認定病院になるまで育ったというよりは
飼い主の皆様に育てていただいたと言ったほうが
事実に近いと思います。

認定される前とされた後で、
特別に何かが変わるわけではありません。

ただ、今まで飼い主様に対して提供してきた
獣医療が認められた結果だと思うので、

スタッフ共々、
これからもより一層地域の飼い主様の快適な
ペットとの生活のために尽くさせていただきます。


では締めのあいさつです。

ありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。


2010年3月分
100306


はい、一仕事終えました。

忙しいといいながらも、オリンピックには目が行ってしまいましたね。


メダルが取れた人もそうでなかった人も、とても真剣に競い合う姿を見ていて
とても感動しました。


私の仕事はオリンピックに出るようなものではありませんが、
やっていることが違うだけで同じぐらいがんばっていますと
胸を張って言いたいですが、

まだいけそうです。もう少しがんばれます。





さて、お待ちかね?の小話です。


テーマは「やらないとダメ?・・・狂犬病予防ワクチン編


ということでしたね。



予告しておきます。今回の小話は長くなります。
大話です。


何日かに分けて読んでいただくのもかまいません。



それだけ大切なことです。

それだけ納得していただくには文字を要します。



何事もポジティブ・ネガティブ両側からのアプローチは理解を深めるのに役に立ちます。


市役所に行っても、動物病院の待合室にもこう書いてあります。


毎年一回の接種が義務付けられています。飼い主の義務です。



えぇ、確かにそのとおりです。何で決められているかって?



法律です。



厚生労働省の管轄する狂犬病予防法により定められています。



これを見て「そうか、じゃあやろう。」

と思っていただけるのが、一番双方にとってストレスが少ないのですが



なにぶんこういう世の中です。
「なんでだよ?」と思われる方も少数ではないんじゃないでしょうか。



私だってこういう職についていなかったら
「面倒だな。お金儲けのために動物病院がグルになってるんじゃないか?」


ぐらいのこと勘繰ってしまうと思います。



今日の小話のメインの対象者は、そんなあなたです。


それでは、できる範囲内で疑問を解消させていただきたいと思います。




さて、段階を追って「狂犬病予防ワクチン」についての説明をいたします。


まずは「ワクチン



ワクチンというのは人が作り出したものです。
主に細菌・ウイルス・寄生虫などに対して作られます。



その意義は「感染を防ぐ、もしくは感染は許してもその重篤化を防ぐ」ことです。



今回の新型インフルエンザのワクチンなどは後者に当たります。



管理人も立場がら打って頂きましたが、見事に新型インフルエンザにかかりました。

しかし寝込んだのは1日だけ。すぐに熱は下がり、だるさも少なかったです。



さて、人が作り出す「ワクチン」。目的により大きく二つに分けることができます。



ひとつは人間のためのワクチン

もうひとつが動物のためのワクチン





人間のためのワクチンは人に打つもの(結核・麻疹・天然痘・ポリオなど)に
限らずそれがなくなったら人間が困るから動物に打ってあげるもの
(牛用ワクチン、豚用ワクチン、鶏用ワクチンなど)があります。



動物のためのワクチンとは、
人への利害ではなく単にその動物の健康を守ってあげることだけが
目的のものです。(犬用ワクチン、猫用ワクチン)

こちらのほうが実際には少数ですよね。



さて・・・今回の狂犬病ですが、犬に打つ狂犬病ワクチン。

どっちに区分されると思いますか?





答えは人のためのワクチンです。





え?お前が勝手に言っているだけだろうって?




はっはっは、違います。




我々獣医師の免許は「農林水産省」から与えられています。



しかし、その職業に関係のある法律をつかさどっているのは主に
「農林水産省」「厚生労働省」「環境省」です。





少し読み返してください。



狂犬病予防法は「厚生労働省」の管轄です。



犬に打つ狂犬病予防ワクチンの真の目的は
打った犬を守るためではなく、
犬に広まりそれが人に感染することを防ぐためです。



もちろん打つことにより犬にも利益が生まれます。



まず感染しない。感染しないので狂犬病により死亡する事がなくなる。

動物が感染した場合、治療することは禁止されていますからね。

そして、仮に日本で狂犬病が発生したときに拘留所に入れられないで済む。





さて、さわりですがワクチンについてある程度知っていただいたところで
今度は「狂犬病」について簡単に説明しようと思います。



旅行者で感染例が出たときにニュースで特番も組まれていたので、
皆さん大まかには知っているとは思いますが、ここでまとめてみましょう。



狂犬病ウイルスは、ほぼすべての哺乳類が感染するといわれています。

ウイルスは、感染している動物の唾液中に大量にあります。



主な感染経路は、ウイルスを持っている動物にかまれることです。

かまれた場所からウイルスが体内に入ると、
ウイルスはまずそこから一番近い神経に入ります。この段階を「感染」といいます。

それを伝って徐々に脳に近付いて行き、やはりウイルスは唾液中にたくさん出ます。



そして脳まで達すると脳炎を起こしいわゆる
「狂犬病」「恐水病」と呼ばれる症状を出します。

この段階を「発症」といいます。


現時点では発症したら助かる確率は残念ながらゼロです。


また、「感染」から「発症」までの期間を
潜伏期間と言います。


かまれた場所などにより潜伏期間は数日から数カ月と言われています。


かまれてからすぐに、かまれた場所よりも脳に近い場所にワクチンを接種することで
「発症」することを食い止めることもできます。



狂犬病が広まっている地域では、大人よりも子供の犠牲者が多いのです。



何故だと思います?



背が低いからですよ。必然的にかまれる場所が常に脳から近いんです。



奇しくも先日インターネットニュースで狂犬病の話題が挙がりました。



2009年の中国で感染症による死亡者の統計です。

狂犬病は2位で、2131人死亡しています。


狂犬病
厚生労働省HPより
(青い国が発生していない国です)

世界では狂犬病が発生していない国のほうが少ないんです。



これは、とても幸せなことなんです。



何気なくハイキングを楽しむことも、
公園でノラ猫を拾って可愛がる事もできません。


こんな危ない病気です。国は狂犬病を国内に入れないことに対して一生懸命です。



しかし、それでも抜け道はあります。
病気は動物と一緒に入っていきます。



国が狂犬病を入れないために調べている動物は
「犬・猫・キツネ・アライグマ・スカンク」の5種です。



逆を言えば、これ以外の輸入動物は、狂犬病ウイルスに感染している可能性がなくはないのです。



お父さん。会社帰りに、路地裏で子供のために
怪しい外国人からハムスターやウサギを買わないでくださいね。



ちっちゃくたって哺乳類です。立派にウイルスを運びます。




これ以上詳しくはご自分で調べてみてください。
興味を持っていただくのが私の今の役目です。




さて、中にはこんな人もいらっしゃるのではないでしょうか?

「毎年打たなくても予防できるときいたことがある。
アメリカでは毎年接種はしていないらしいぞ。」

ふむふむ。お詳しい。

少しだけ科学的な話を正直にいたします。

科学的には、以前のものに比べてワクチンの精度が高くなっています。

高いということは、免疫力が長く続くということです。

毎年追加接種するようにというのは、日本では狂犬病予防法に
定められていますが、

アメリカでは毎年の追加接種を科学的根拠のないものと判断し
3年ごとの追加接種を義務付けています。

3年というのも別に根拠が強くあるわけではなく
「毎年じゃなくてもいいだろうが、あまり長いと不安だから…」

というような気持ちを込めてのものだと思います。


「なんだ、じゃあとりあえず今年は打たなくてもいいのね?」

と、思いたくなるお気持ちもよくわかります。


しかしですね、法律に科学的根拠が反映されるのには時間がかかります。


科学的な話よりは法的な話のほうが大切です。


科学的な結果がどうであれ狂犬病予防法には
「毎年1回の予防接種」
が義務付けられています。

われわれは獣医師です。

獣医師である免許は国からいただいています。

ん〜ご理解いただきたい。




さて、まとまっていませんがまとめていきます。


感染症の法則により全体の7割の動物がワクチンを打っている場合
その感染症は広がらないといわれています。

それに基づいて新型インフルエンザのワクチンなども用意していました。


国は感染症が侵入してくる前にはその侵入を阻止しようとし
侵入してしまった後はその拡大を防ぐことに力を注ぎますからね。

メディアの方は「なぜ国民全員分用意しないんだ!」
と憤っていましたが、目的が違います。拡大の防止です。
7割を超えていればいいんです。

狂犬病も同じです。

現在、犬だけでも接種率は7割を超えていません。
その他、猫・野生動物(タヌキなど)・小動物の割合を考えれば
侵入してきたら広まってしまう可能性が低くはありません。


私たちの住んでいる街は成田空港と羽田空港に挟まれ、
間には東京湾があります。

外から何かが入ってきやすいポイントとなります。

ぜひ発生する前の接種をお勧めいたします。


発生後、政府が発生地域のワクチン未接種の犬を
どうするのかは、現在のところ即座にワクチンを打たせる
ということになっていますが、
状況次第では我々の想像の及ぶところではなくなるかもしれません。


あとですね、たまに狂犬病予防ワクチンは3月の
集合注射でしか打てないと思っていらっしゃる飼い主様が
いらっしゃいますが、動物病院でなら年中接種することが出来ます。



出来るだけ多くのわんちゃんに接種していただきたい気持ちを込めまして
当院は狂犬病予防ワクチンの料金を定めています。


ご納得していただけたかどうかは不安が残りますが、

味気なく「法律で決まっているから」というよりは
理解を深めていただけたと思います。

犬のため、人のため、安心のためによろしくお願いいたします。




2010年2月分
100220

あ、最近ここ更新されてないな〜

面倒くさがってるのかな〜


とか思ってたでしょ。


忙しいんです。

え?、「お前だけが忙しいと思うな」?

はい。反省してます。


しかし今、追い込まないといけない仕事も締め切りが
近づいていますので今回は顔見せで終わりにしたいと思います。


次回以降は時間に追われることなく
悠々自適に皆様に小話を披露したいと思います。


予告小話として次回のテーマは・・・

やらないとダメ?・・・狂犬病予防ワクチン編

で行こうと思います。


次回更新予定は3月はじめなので、ぜひお読みになってから

予防にいらしてください。


それではまた来月。



2010年1月分
100125

ふっふっふ、どうやら今年の寒さも
底が見えてきましたね・・・

こんにちは、
エアコンの設定温度を徐々に下げつつある管理人です。

テレビが何かにぎやかだと思ったら
もうすぐ冬季オリンピックが始まるんですね。

普段テレビを見ていないので、流行には
乗り遅れっぱなしです。

さて、スポーツでも学問でも医学でも
一流と言われる人のプレイを観れる機会なんてそうそうありません。

そんな中、今回のテーマは「プリセットルーティーン」としたいと思います。


なんじゃそりゃ?

と思った人もいるかと思います。あまり辞書にも載っていない言葉です。

日本語にすると「準備前常動作」
ん〜格好が悪い。


簡単に説明しますと、練習で重ねてきた集中力・テクニック・知識などを
出したいときにしっかりと出せるように

常に準備をする前に一定の動作を行うことを言います。


要はマリナーズのイチロー選手が打席に着いたときに構えるポーズが
それに当たるものです。

ゴルフのスイングの前なども、
同じようなものが存在するらしいですね。


どんな世界でも
本番で練習以上のパフォーマンスは絶対にできません。

出来たとしたら、それに値するほどの前兆がすでに完成していて
それが本番の中で偶然かみ合ったということだけです。


練習通りに本番が行えることが


机上の空論を実現させられることこそが
一流である条件なんじゃないかと私は思います。


さて、話は戻りますが、いつでも出したいときに
ベストを出すためのプリセットルーティーン。

その人なりのジンクスもそれに近いかもしれません。

動作ではなく、何かを聞こえないような声でつぶやく人もいます。


行うのと行わないのでは、

行わなかった場合は
その後の動作の精度が著しく落ち

行った場合、
そのモーションの精度が高いほど
その後の動作のレベルが上がるといわれています。


試験の前、演技の前、試合の前、作業の前

皆さんもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

メダリストも行っている人は多いので参考にしてみるのもいいと思います。



ちなみにこれを教えていただいた先生に
「・・・親が子供を叱る前の大きい深呼吸はもしかしてこれですか?」

と聞いたら
「恐らくベストを尽くすためでしょう。」

とおっしゃっていました。




珍しく動物に関係の無い話題でしたが
たまにはこういうのも。


2010年1月分
100115

こんにちは、管理人です。

日本海側は大雪だの、数年ぶりに滝壺が凍るだのと
悲しいニュースが闊歩していますね。

涙も凍ってしまいそうです。

スタッフにとっては長く、飼い主様にとっては短かった
無料健康チェック期間が本日をもちまして終了します。

ということで、「ハッピーエンド」という題で話をさせていただきます。


小学生のころ…なんだか理不尽に大人に怒られていた
事が多かったようにも思えます。

考えてみれば小学生から見れば先生でも、
今の私から見れば年齢の大して変わらない人間に
無垢な心をしっかりと導ける力など臨むほうが、
いけないのかもしれませんが。


いつも「初めが肝心」だの
「終わりよければすべてよし」だのとやることをつつかれて、
当時の私からしてみれば、「じゃあ全部じゃん・・・」と。



そんな揺れていた管理人でしたが、最近はハッピーエンドが好きです。

映画もマンガもドラマも、べたなハッピーエンドが大好きです。

だからジブリやディズニーの映画は大好きです。



大人になってから考えますと

「言うは易し、行うは難し」と言われますが

「始めるは易し、終わらせるは難し」だなと思います。


短歌や詩歌も

白紙にひとたび書き始めれば駄作になるか作品になるかの
背中あわせです。


将棋やチェスも

最初の布陣から動かしてしまったらあとは勝つか負けるかです。


・・・終わらせ方が難しい。


余談ですが、将棋で最も隙の無い布陣は動かす前の
布陣と言われているそうですね。


リハビリや介護、老齢になってからの終末医療も
それに近い気がします。



始まれば必ず終わりが来る理の中で、
幸せに感じられないならば、それはまだ途中なんだなと
いつも思って頑張っています。


さて、無料健康チェック期間中は
千と千尋の神隠しの油屋よろしく、色んな飼い主様が
来てくださって、本当に楽しかったです。


また年末に行う予定ですので、よろしくお願いいたします。

2010年1月分
100108

はい、あけましておめでとうございます。

「今年の寒さは予想外」だと気象庁から発表があったそうで…。

私はうすうす勘付いていましたよ。


地味にこのページを見ている方がいるようで大変うれしいです。
今年もよろしくお願いいたします。


さて、書き初めならぬ打ち初めですが、
今回のテーマは「入院」です。


管理人、実は猫と二人暮らしです。

野良子猫で、病気にかかっていて
管理人の家に拾われました。

その時の病気のせいで片目がありませんが、本人は元気です。
よく猫パンチが外れますが…。


猫
たっくん 8歳くらい。


それが今年の初めから、わけあって少しの間しらい動物病院に
預かっていただくことになりました。

病気なわけではなく、私の都合でです。



家から病院に連れていくときは、
「世話みなくていいから、楽でいいや」

と、本当に思っていました。

家を出るときにコロコロしなくて済むし
机の上のものも落とさないし
布団の上で吐いたりしないし
ご飯の支度もしなくていいし
トイレの掃除もしなくていいし
机に向って仕事している時に邪魔してこないし
寝てる間に顔なめられなくて済むし
掃除機かけるときに暴れまわったりされないし



しかし一度一緒に暮らしてしまうと
いないことがこんなにさみしいものだとは思いませんでした。



夜帰っても玄関に迎えが来ない。

こうして文章を打っていてもひざの上が冷たい。

夜寝ていても布団の中に入ってこない。

料理をしていても足元に絡みついてくる奴がいない。




私は、しらい動物病院がどういうところかも

預かってもらっている猫がちゃんと面倒をみてもらっていることも

知っています。


でもこんなに寂しくて元気にしているかどうか不安だとは・・・


それが病気で入院のために離れているなら
この不安がどこまで行ってしまうのだろうか。
出るのはため息ばかりです。



当院へ入院なさる飼い主様へ
入院中の子が心配なときは、診察時間内でしたら
面会や、お電話で現状をお伝えすることもできますので
どうぞ、不安が消えるまでご利用ください



今さっき部屋の水槽で金魚が
面白い泳ぎ方をしていると思ったら、

ポンプのスイッチが切れていました。


そういえば猫が家にいた時にこの辺で遊んでいた気がします。
その時にスイッチが切れてしまったようです。



金魚に謝りポンプの電源をつけながらも、
この家に猫がいた痕跡が少しずつ消えていくのが
またさみしいです。

迎えに行ってしまおうかしら…。

しらい動物病院
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